湘南ひらつかキャンパスは立地条件から、最寄駅から路線バスで2〜30分かかりました。そんな通学路線(神奈川中央交通運行)も34年の間いくつかの変遷がありました。
本ページではその通学路線の変遷を簡単に振り返ってみたいと思います。(掲載写真は一部除き日記ページから流用)
(2022.10.20ページ開設、2022.10.24、「SHC発着路線データ」ページ開設)
※平76系統平塚駅〜中沢橋〜井ノ口〜秦野駅はキャンパス開設前から存在していました。(開設時、秦野駅は現在の南口ではなく北口発着でした)
年月日 | 出来事 |
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1989年4月1日 | 平塚キャンパス開設、平塚駅及び秦野駅から神奈川大学を結ぶ次の路線を新設。
平塚駅北口は、MNプラザビル角・交番脇に専用ののりば(14番のりば、現在は降車専用)を新設して客扱いしていました。(平76は3番のりば) また、秦野駅北口は開設時点から変わらず1番のりばでした。 ![]() 2000.-5.12撮影 |
1996年4月1日 | 秦野駅と神奈川大学を結ぶ路線に次の新路線開設。
![]() 秦野駅北口にて(うおり撮影) |
平37・秦38・秦39のキャンパス内に乗り入れ開始、キャンパス内に「神奈川大学校舎前」停留所新設。(ただし当時は停留所の標識なし) 当初は平日・土曜朝の神大行き限定(1時限目開始の時間帯に合わせた便)で乗り入れ、校舎前経由の回り方が平塚方面と秦野方面で異なっていました。
![]() | |
1999年4月1日 | 前年5月の日向岡トンネル開通に伴い、平塚駅と神奈川大学を結ぶ路線に次の新路線開設。
![]() 2001.-1.28 神奈川大学停留所にて ※平37のトンネル経由幕の写真は手持ちにありませんでした |
平76系統の秦野駅の発着場所を北口から新設した南口ターミナルに移転。 この路線が通る尾尻停留所は「秦野郵便局前」に名称変更。 | |
2000年度後期 | 学生・大学院生専用バスカード導入。 半期毎に平塚方面は最大10枚・秦野方面は同7枚・バイク・自転車通学者は同2枚を上限に、1枚2,500円で5,850円分利用可能でした。 詳細はちょっとしたお話の「通学バスカード」をご覧ください。 |
2001年3月末 | 教職員送迎バス廃止。 この頃まで、神奈川中央交通との契約で教職員専用の送迎バスを平塚駅及び秦野駅方面にそれぞれ運行していました。 詳細はちょっとしたお話の「平塚キャンパス教職員送迎バス」をご覧ください。 |
2001年4月1日 | キャンパス名を平塚キャンパスから「湘南ひらつかキャンパス」に改名。 |
平塚駅〜日向岡トンネル経由〜神奈川大学の系統番号を「平38」に変更の上、一部を公所経由から振り替える形で増発。(定期便は引き続き平日のみ)![]() 2001.-5.11 平塚駅北口(旧)14番のりばにて(うおり撮影) | |
2002年1月中? | 箱根駅伝往路優勝を祝した前掛け?を平塚営業所所属の一部車両に掲出。 緑色の背景に黄色文字で「神奈川大学往路優勝」みたいな表記だったと思います。(写真がないためおぼろげな記憶より) ※平塚営業所管内他路線でも運用 |
2002年4月1日 | 平37・平38・秦38・秦39の神奈川大学校舎前への乗り入れを毎日終日に変更。 経路は両方向とも、神奈川大学〜神奈川大学校舎前の順番に停車(復路は逆順)に統合。 …停留所標識はこの時に新設。降車用標識は正門前に設置していたものを名称書き換えの上流用していました。(正門前のもと降車用標識は校舎前行きのりばとして新調) ![]() 2002.-4.-1 うおり撮影 |
2002年上期〜 | バスを利用する学生の増加を受けてか、講義期間中の通学時間帯に臨時便として増発する措置が取られ始める。 特に平塚駅方面からの利用が顕著で、往路の大学行きは銀座通り始発や南河内始発の便も存在しました。 (基本は平塚方面が平38、秦野方面が秦38) 余談:管理人M1981は現役時代、庶務課の依頼で所属サークル宛に利用者調査のアルバイトをしたことがありました。 |
2004年9月下旬 | 平塚駅北口の神大行き14番のりばに上屋設置。![]() 2005.-3.-5撮影(拡大写真なし) |
2005年? | 復路の平塚駅行き・秦野駅行きの終バスを講義期間中の平日に限り21:30に繰り下げ(臨時便扱い)。 平塚駅行きは平37、秦野駅行きは秦38で運行。 |
2007年2月15日 | 中沢橋停留所が平38も新規停車(ただし場所は平37・76とは異なる)。![]() 2007.-3.18 撮影 …余談ですが、写真右に写る商店、日向岡トンネルの道路開通前は中沢橋交差点の突き当たりにあったようです。 (管理人がSNSで見かけた。なお、2022年9月撮影のGoogleストリートマップでは閉店済み) 因みに当時の平37・76等の平塚駅のりばは交差点角にあり、小さな待合室もありました。 |
2007年春? | 平37・38系統が停車する西工高前は「桜ヶ丘公園」に名称変更。 |
2008年春? | 秦38系統が停車する土屋公民館前は「自治会館前」に名称変更。 |
2008年 | 平76の東雲橋架け替え(南原土手停留所周辺)。 |
2008年9月22日 | 新11号館(サーカムホールが入る建物)建設工事に伴い、キャンパス内の経路変更。 現11号館の外周部を大きく回ってから校舎前に進む経路から、手前の交差点を右折して校舎前に進む経路に変わりました。(走行距離が短縮) ![]() |
2008年11月下旬 | 平塚営業所担当路線(平37・38)に交通系ICカード(PASMO)導入開始。 |
2009年3月中旬 | 秦野営業所担当路線(秦38・39、平76)に交通系ICカード(PASMO)導入開始。 |
2009年4月1日? | ダイヤ改正で平38系統トンネル経由は土曜の定期運行開始(神大行きのみ)。 |
2009年6月26日 | 平塚駅北口バスターミナルバリアフリー工事に伴いのりば移動、平37・38・76すべて変更。 移動後ののりばは次の通り。
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2010年3月末 | 交通系ICカードへの切り替えによるバス共通カードの取り扱い終了に伴い、通学専用バスカードの販売も終了。 通学用の回数券に代替。 |
2011年7〜8月 | 電力不足における輪番操業・シフト就業対応で、日祝日は土曜ダイヤで運行。 |
2011年〜 2014年 |
秦38・秦39・平76が通る座禅川橋(神奈川大学〜自治会館前/庶子分/中庶子分)架け替え工事。![]() 2011.10.23撮影 |
2011年11月3日 | 祝日開講に伴う平38系統の臨時便の一部に担当外の茅ケ崎営業所の車両を借り入れて使用。 …同日開催の湘南国際マラソンに平塚営業所の車両を数台使用したことによる車両不足対応による。 ※管理人はこの日別件があり現地に行くことができませんでした。なので写真はありません。 |
2012年10月29日 | 秦野営業所担当路線(秦38・39、平76)の乗降方法を前乗り・前降りから中乗り・前降りに変更。 |
2013年6月24日 | 平塚営業所担当路線(平37・38)の乗降方法を前乗り・前降りから中乗り・前降りに変更。 |
2014年3月29日 | 神奈川大学入口交差点(県道77号平塚松田線と平塚市道吉沢土屋線との交差点)の信号機供用開始。(秦38・秦39・平76と神奈川大学には寄りませんが平75(平塚駅〜金目〜土屋橋〜井ノ口〜秦野駅南口)が通る)![]() 2014.-4.-1 うおり撮影 |
2016年3月31日 | 平塚駅と神奈川大学を結ぶ急行バスを平日限定で新設。
(ただし、祝日開講日の増発便は平38で対応) …開業初日はキャンパス内でマスコットキャラクターのコラボ撮影会を開催しました。日記の当該ページ ![]() 2016.-3.31 神奈川大学校舎前にて |
2016年4月1日 | 通学専用回数券を廃止。区間別の学生専用定期券に変更。 |
2016年7月31日 | 秦38・39系統の秦野駅(北口)〜室川橋間の経路を変更。 経路変更後は水無川沿いに進み、この間は途中ノンストップとなりました。 ![]() ※復路の経路間違っているかもしれません。(旧ヨーカドー脇の橋ではなく、変更前の復路が渡っていた橋の可能性) |
2018年7月9日 | 平37・38・76系統が停車する神戸(ごうど)停留所の神奈川大学・秦野駅方面の標識新設。 |
2018年8月11日 | 平37・38・76系統が停車する早田(そうだ)寺前は「妙円寺前」に名称変更。![]() 2018.10.27 撮影 |
2020年4月9日〜 2021年3月? |
新型コロナウイルスの影響によるキャンパス閉鎖で校舎前の乗り入れを休止、神奈川大学(正門前)で折り返し。![]() 2020.-7.-4 平塚駅北口にて |
2021年4月1日 | 平37・38系統が停車する商業高校前は「桜ヶ丘」に名称変更。 |
2022年3月1日 | 平37・38系統が停車する市民センター前は「平塚文化芸術ホール前」に名称変更。 |
2022年? | 平37・38・76系統が停車する田代停留所の平塚駅方面の標識新設。 |
2022年12月28日 | 平塚駅北口の平10・37・38の大学行きは終日1番のりば発に統合。 |
2023年2月18日 | 神奈川大学校舎内への乗り入れ廃止。(神奈川大学校舎前停留所廃止) また、次の路線も廃止。(平37・38と秦38は大幅減便)
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