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ちょっとしたお話「5. 通学バスカード」

湘南ひらつかキャンパスでは、2000年後期から2010年3月までの間、通学に路線バスを使う学生向けに専用のバスカードが発行されていました。
共同管理人のM1981も現役時代はこれを活用して通っていました。


通学専用バスカードについて

このバスカードは発売価格が通常5,000円の所、その半額の2,500円で購入できたお得なものでした。
先述の通り2000年の後期に導入が始まり、それまでは定期券や市販のバスカード(最大価格は先述の通常価格)を使って通っていましたが(車等通学を除く)、この導入で負担の軽減にもつながり、多くの学生がこのバスカードを利用することになりました。

なお、建前上は平塚駅または秦野駅から湘南ひらつかキャンパスへの路線にのみ使えますが、実際の仕様はこの地域(神奈川・東京・埼玉・千葉中心)共通で使えるバスカードでしたので、”(バス)共通カード取扱車”と書かれたステッカーが貼ってあるバス全てで使えました。
ただし、学期毎に上限があったので使いすぎた場合の補償はありませんでした。(購入時に通学以外使うなとの記述もあったと思いますが…)


発売方式


通学専用バスカードのデザイン

 

神大のスクールカラーでもあるプラウドブルー1色の背景に、中央上部に白抜きのKUロゴが入ったオリジナルのものでした。
基本的な構成は発売開始当時から変わりませんが、時代によって若干の違いがありました。上に比較用の画像をアップしました。

2008年の創立80周年記念以降KUのロゴが若干変わりましたが、バスカードは最後まで旧ロゴのままでいました。


バスカードの変遷

2007年4月に東京近郊の電車・バスで使える共通ICカード「PASMO」が導入され始めて以降は次のような変化がありました。

1.平塚営業所(平37・38担当)では2008年11月下旬に、秦野営業所(秦38・39と平76担当)では2009年3月中旬にそれぞれPASMO導入開始。

2.担当事業者の神奈川中央交通の発表で、このバス共通カードが2010年3月31日限りで発売終了、同年7月31日限りで使用終了となりました。 これにより通学専用バスカードの販売も2009年度限りで終了されました。
(ただし、2009年12月12日に学生課に聞い時点では今後は未定との回答でした。)

3.2010年度以降は、発売を中止したバスカードに代わり、通学専用回数券が導入されました。(情報提供:うおり様)
ただし、発売価格や券面表示等のデザインは調査できていません。
(2013.-9.30追記)バス回数券の券種は、利用区間に応じて170円〜380円の運賃別に設定されており、上限もそれぞれ異なります。
運賃別上限枚数は次の表を参照(2012年度の講義15週化以降)。

券種(運賃単位) 上限
170円 5枚
180円
200円 6枚
220円 7枚
240円
260円 8枚
280円
※秦野方面最高額
290円 9枚
310円
320円
360円 10枚
380円
※平塚方面最高額
11枚

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